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2008年8月7日(木)8日(金)10日(日)
池袋シアターグリーンでかば2を見てきた。

7日は1列12番。一番前だった。
出演者の表情とかを見るには良かったけど、全体を見渡すには不利な場所だった。
ゆっき〜さんとの連番だった。
最前が来たのはカ○ダチケットセンターだ。やっぱカツオさんはすごい。

前作かばで4姉妹の父が亡くなったところだったけど、それから2年後の父の3回忌前後の
4姉妹のその後の話だった。

今回もシバピアノがあってよかった。マノピアノ風にカタカナで書いたけど、
しばっちことわかなちゃんの演奏だ。

4姉妹はそれぞれ幸せになれるように終わっていくけどれいこだけ失恋ぎみに終わる。

やよいちゃんは妊娠していた。結婚もしたし。舞台上でやってないのは出産だけだ。
かば3では出産してるのだろうか。

みーよは4姉妹の親戚だけど、役柄的には端役のような位置づけだけど、
今回の話のメインはさまざまな人のいろいろな勘違いがテーマなので、
派手な勘違いをするみーよもメインの役どころといって良かった。

むらっちは完全な面白キャラだね。頼りがいのある姉であろうとするあまりに
その行動が滑稽に見えるというのが基本だけど、村田大先生の動きはデフォルトで
面白いからね。
みんなひとつやふたつ笑わせてくれる場面があるけど、むらっちは出番ごとに
全部笑える感じだ。

かばの意味は2だとなぜかばなのか、というのはよく分からないと思う。
1を見てればそこは気にする部分じゃないんだけど、2だけ見た人はなぜ
かばなんだろう。確かに父親がかばに殺されたんだからかばの存在は大きいけど
実際出てくるわけじゃないし、くらいに思うと思った。

ムラパンはかば1で使われたトリックの通り、まんまと先入観にはまって
最初星野正美さんをわかなちゃんの彼と認識できなかった。
2回目を見て、あー、ずっとわかなちゃんが色んな人に相談があるといってたのは
彼のことだったんだ、と気づいた。

これは正美ちゃんがわかなちゃんの彼なんてありえないという先入観が
パーフェクトに刷り込まれていて、ムラパンは短時間にはその先入観を
振り払えなかった結果だけど、この刷り込みに騙された、という人は多いと思う。
ムラパンは見事にはまったので、これにはめられたというだけでも、この舞台は
満足だった。

終わりに握手があった。ムラパンは最初から5番目とやたら早い段階での握手だった。
前の4人が別に流されてもいないのに速い流れを作ってたので、ムラパンも
「明日も来ます。」とだけ言って速い流れに合わせてしまった。

8日はH列11番。非通路単番だった。昨日は1列だったけど、全体を見渡すには
このくらいの位置がちょうどいい。
連番予定だった大紺さんは仕事でこれなくなって残念だった。

今日は本番中にカナブンが舞台上を飛んでいた。ムラパンは舞台中は蛾かと思ってた。

しとねちゃん役のみーよはやよいちゃんを呼ぶときに「わかなちゃん!」と叫んでいた。
終演後に作・演出の太田さんが握手前のつなぎのトークのときにそのみーよの場面を見てて
ハラハラだったと、話題に出してくれてたのでよかった。

握手だった。
みーよはそっけない感じ。
マサオさんはいつもありがとう、ていう表情で見つめてくれる。
しばっち、手を離したらもう次の人を見てる感じ。
ひとみん、笑顔だがやはり粘りはなくすぐ次の人。
むらっち、テーブルの無いところまで腕を伸ばして握手してくれた。

10日はD列14番。非通路単番。見やすい。全体も表情も。
ゆっき〜さんはC列にいた。
いーちさんはB列にいた。

アフタートークショーではしばっちが、
「ピアノ、トゥルンってなっちゃった。」と言っていた。
要するに指が転ぶっていうことだけど、ムラパンも今日はそこが気になった。
前の2日間は転ぶのは特に目立たなかっただけに。
まあ、ムラパンが弾いたら転びまくりだから人のこと言えないけど、
たぶんしばっちは転ぶのは気をつけていたんだと思う。

レバ刺しは確認できなかった。

ムラパンの涙腺ポイントはきょうこさんの
「あなたたち(4人)は幸せにならなきゃいけないの!」
的なセリフのあとに曲が流れはじめるところ。

ここは8日と10日の両方ともウルっと来てしまったね。
場面が暗転したときに素早く目元を拭いちゃったよ。

しばっちがお母さんとしてやよいちゃんの前に現われる場面では
「わたしはあなたをずっと見守ってるよ」って言うんだけど、ここは
「おかあさんはやよいのことをずっと見守ってるよ」って言わないと
今はしばっちはわかなちゃんではなく、お母さんとして出てきてるってのが
鮮明に分からないと思うんだけど。

家族の会話としても4姉妹もいたらやっぱりあなた呼ばわりはしないで
やよい、って名前で呼ぶと思うんだけどな。

作・演出の太田さんがその舞台期間はずっと同じことをやる、という姿勢にも
感激した。いいよね。
アドリブ入れないで初見の人が千秋楽でも楽しめるっていいよね。


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