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2007年11月3日(土)4日(日)6日(火)8日(木)
池袋サンシャイン劇場でリバース私の体どこですかを見てきた。

4日間でそれぞれ1公演ずつなので4公演に入った。
当初の予定では土日の2公演だけだったけど、結局チケットをくれたカツオさんと
同じ公演数になった。

土曜日は2列26番、カツオさんとの連番だった。
右端だった。カツオさんはムラパンのさらに右側なので、ステージ上でも
見えない部分があるのだが、なにしろ今日がはじめてだったので、ももが
扉を開け閉めする時のシーンを知っていればカツオさんとの位置を替わったんだけど
知らなかったので替われなかった。

りぃちゃん演じる菅谷は陸上部の部長で競歩の選手だった。
みや演じる夏焼はバレエの衣装を着たバレー部。
ちな演じる徳永はカーリング部。
もも演じる嗣永は茶道ダンス部だった。

一方、部活に対抗する生徒会はきゅまいちゃん演じる生徒会長、
キャプテン演じる副会長、まぁが演じる書記の3人だ。

で、菅谷と体育教師の藤本先生(男)、生徒会長と校長先生(女)が
それぞれ入れ替わっちゃってさあ大変ていう感じなんだけど、りぃちゃんが
男でヒゲ面の先生に替わっちゃうので、男っぽい仕草とかを演じるわけだけど
それがすごくかわいかった。

2列とものすごい近かったのでりぃちゃんのお尻とかみやのひざとかかわいいなあ
とか、最初は思ってたんだけど、ストーリーも面白いのでそういうのは序盤だけで
自然とストーリーに入っていけてた。

場面場面でBerryzのカップリングやアルバム曲もいっぱい使われててよかった。

国家用務員がファンタジーの仕掛けの中核にいるわけだけど、もちろんこの人も
いなくてはいけない存在だけど、今回は出てくる人がみんないなくてはいけない
存在だったのでそれがよかったかな。

初日に気づいたことといえば生徒会長の競歩でのゼッケンが901だったこと。
のちに全参加者のゼッケンに意味があることが分かったけど、初日はそれだけかな。

ストーリーもじっくり楽しめるし、笑える場面も随所に入っていていい。
嗣永が部室のドアを開け閉めするときは必ず両膝をついて和室の扉を開けるように
するのだが、(茶道だからね)それを右端で角度がきつすぎてその扉が死角に
なってたカツオさんが見ることができなかったので、初日はなぜみんながそこで
笑ってるのかが分からなかったのだけ、ちょっと残念だったね。

もちろん嗣永が夏焼とともに天使になってるときも嗣永の天使のわっかだけ
頭上の高い位置にあってドアをくぐり抜けられずに夏焼にわっかを折り曲げて
通してもらうという小ネタもカツオさんの位置からは見ることができなかった。

付き合ってるのに片思いをはじめて見た。サビのフリが面白くてマネしやすくて
いいね。ムラパンの位置ではちなとまぁときゅまいちゃんが目の前だったので
りぃちゃんをあまり見ることができなかったけど、明日以降は見るだろう。

ありがとうおともだちでは、カツオさんがももに「ありがとう」のところで
ピンポイントで指を差されて困ってた。
今日はカツオさんは熊井ちゃんボードを持ってきてなかったので出してなかったけど
出してたら危なかったね。ってもともとボードは禁止か。

少し前なら激レスって言って喜んでたはずなのに、困っちゃうって、、、ねえ。

11月4日は8列10番、カツオさんとの連番だった。

ムラパンは開演時間に間に合わなかったので部活の勧誘のシーンは見られなかった。
昨日はこのシーンでりぃちゃんが目の前でしゃがんだのでドッキドキだったんだけどね。

きゅまいちゃんの校長先生役は昨日よりもさらに動きがキレてるというか
おばさんっぽい、校長役の先生と同じいやらしさが出ててよかった。

手のひらを上に向け、指をグラデーション状に順番に折り曲げる動作を繰り返し
ながら、腕を前後に移動させる、コミカルに男を誘う動作は公演後にも
何度もカツオさんとマネをした。

りぃちゃんが(菅谷ではなく藤本先生のまま)菅谷の自宅で今後の決意を
しゃべるシーンがあるんだけど、今回そのセリフ言うときは、ずっとムラパンの
こと見ながらセリフを言ってくれてたのでうれしかった。

カツオさんが競歩大会の競技者のゼッケンの番号を解明していた。

熊井、901(くまい)
湯徳、109(とく)
もりさきちゃん、39(さき)
こみねちゃん、532(こみね)

天使のわっかを折って扉をくぐるのとか、今日の比較的正面の位置だと、細かく
後ろの方でやっている動きなので、見逃しそうになるものも多かった。

カツオさんは嗣永が座って扉閉めるのを昨日は見られなかったので、
今日は見ることができて、こんなことやってたんだ、と言ってた。

ミニライブではみやとももとまぁが見てくれた。

6日は11列24番、カツオさんとの連番だ。
この日の公演はいつもと違う異様な雰囲気が漂っていた。
まずオリジナルの校長がかんだ。カツオさんという意味ではない。
セリフを言い間違えた。ちょっと1字くらい間違えちゃうくらいなら何事も
なかったようにすんなり進行すればいいのだが、冷静沈着でなければいけない
校長が進行できないほどにひどくかんでしまったのだった。
それで慌てた校長の気持ちが他のメンバーにも移ってしまったみたいだった。

まず伝染したのがりぃちゃんだった。
もしこの勝負に私が勝ったら部活を存続させてください、という意味のセリフを
言わなければいけないのに、もし、私が負けたら部活を認めてください!
と熱く語り、演者も観客も全員「?」。完全に場が止まってしまったので
りぃちゃんが自分が言い間違えたのだと思い、もう一度はっきりと落ち着いて
もし、負けたら、部活を認めてください!と繰り返した。
ここは校長のナイスアドリブで言いたいことは分かりました、と話を続けられた
からよかったものの、りぃちゃんはこの場ではどう間違えたのかが理解できて
いなかったみたいだった。

そんな伝染はきゅまいちゃんにも伝わっていて校長になったきゅまいちゃんも
今までにないくらいいっぱいかんでいた。

今日はじめて見た人はかなり分かりにくい話になってたと思う。
そんな人は少数なのかもしれないが、はじめての人がいないわけじゃないからね。
ムラパンやカツオさんはかなり楽しませてもらったけど。

きゅまいちゃんの校長のときの男を誘うときの手付きがますますオーバーに
なっていくのが楽しい。

8日は15列24番、カツオさんとの連番だった。7列くらいにはレンスキスキさんが
いたが、着いたのが開演3分前だったのであいさつはできなかった。

りぃちゃんは今日はもちろん間違えずにもし私が勝ったら部活を認めてください!
とかっこよくキメていた。

今日で4回目だけど、まだまだはじめて気づく事も多くてよかった。
まぁはじつは銅像に書いた文字を簡単に消せる塗料も持ってるんだけど、
その場の雰囲気に圧されて言い出せなかった、という演技をしていた。
これはムラパンは今日気づいたね。
それまでなんでまぁは事前に消せる塗料のことを言わなかったのだろうと
思ってたんだけど、みんながいろいろまくしたてるので言い出したくても
言い出せるタイミングがなかったんだね。

藤本先生の奥さんは競歩大会のスターターも務めていた。これはカツオさんは
気づいていたみたい。

逆に火曜日にムラパンが指摘していた藤本先生と入れ替わっているりぃちゃん。
姿が藤本先生である菅谷が、資料室に向かうときにいつも競歩で移動するのだが
このときだけ走って向かっちゃってるってことを気づいたのだが、この場面は
今日、カツオさんが確認してくれていた。

藤本先生の姿になった菅谷は新婚の奥さんの待つ家庭に帰っていくわけだけど、
新婚生活を頑張ったのかとか疑問に思ったことを思い切ってカツオさんに
ぶつけてみた。

みやとちなが絡まってるシーンでは今日は二人ともうさちゃんピースをしてたので
ムラパンも思わずうさちゃんピースを繰り出した。

副会長のお父さんは今日はヘルシンキにいた。火曜日はバンクーバーだった。
この都市はどういう基準で選んでいるのか。パっと思いつく共通点は2つとも
冬季五輪の開催地だけど。

初日に国家用務員と言われていた用務員さんはその後はずっとKYM(国家用務員の略)
と呼ばれていた。国家用務員の方が面白かったけど。

今日からセリフで進行していってもファンタジー的な要素が強い部分では、
説明を付け足してよりストーリーが分かりやすくなっていたのもよかった。

最後に火曜日までは、Berryzもメンバーはそれぞれある重要な役割を最低1つは
担っているのだが、みやだけはどうもあまり役割がないのではないか、とカツオさんと
議論していたのだが、今日、ラッキーさんの代わりに入ることによってみやの
役割にも気づくことができた。
本当は今日入る予定だったラッキーさんにみやの役割を見出してもらおうと
思っていたのだが、結局自分で見つけることになってしまったのだが、見つけられたので
よかった。

りぃちゃん、きゅまいちゃんは体が入れ替わってしまう当事者たちなので、
役割というか、存在そのものがストーリーなためいいとして、
ちなは、カーリングで銅像の頭をすげ替える。
まぁは銅像に字を書くためのマジック、それにそれを消すための塗料の提供。
ももは適材適所に得意分野を持った人を配置した方がいいんじゃないかと
気づく(ヒントを言う)役と、国家用務員にビックリして銅像を倒す役割。
副会長のさきたんはお父さんに学校のリフォームを頼んで学校存続の危機の
一端を回避させてしまう。

それに対してみやは、菅谷と藤本先生が入れ替わったのを気づいたり、
天使となって銅像の頭を入れ替えたりしているが、いづれもちなだったり、ももだったりと
ペアになっての役割であって、前に挙げた人みたいに単独での役割というのがない。

そこで今回注意深くみやを見ていたのだが、みやは場面の進行、適材適所に
役割を持った人たちへの指示、プロデューサー的な役割を担っていた。
特に銅像の頭を入れ替えるシーンは一番重要な場面とも言えるが、そこでは
まずももが何気なくいった一言から、銅像の頭を入れ替えるということを思いつき、
それを一緒に聞いていたさきたんに連絡し、部室にいるちなとまぁに指示を
してくれるように頼む。
みや自身は何もしていないのだが、みやの指示がなければみんながそれぞれの
役割の通りに動くことはできなかった。
それがみやの役割だった。

これに気づけてすごくスッキリした。


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