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2007年11月3日(土)
池袋シアターグリーンでメロンの舞台宇宙にタッチを見てきた。
席はA-2。最前の左端だ。
むらっち演じるチコが宇宙研究会の部室で机に座って小説書いてる目の前だった。
火星の王子に恋しちゃってる感じになるまではジャージ姿なんだけど、
何日も風呂入ってない感じが出ててよかった。
マサオさん演じるそらは芭蕉のそらとは関係ないんだろうなあ。
ひとみんはみずのみをほっとけない役だった。みずのみちゃんを賭けた勝負で
剥奪された喜怒哀楽は実は取られてないということだったけど、結局感情を
取ったというのはウソだったのにひとみんがそんな感じになってたのはなぜなのか
よく分からなかった。
ムラパンの中に地球以外から来た生命は地球を侵略するもの、という先入観があるため、
最後に結局いいやつだったことが判明した火星の王子は自分の中で新しかった。
火星に人がいて地球よりも高度な科学技術が発達している場合には結局それは
作り話か夢かなにかというオチがつくという先入観がムラパンの中にこれまたあるが、
最後の最後まで結局本物だったというのも新しかった。
目が一時的に良くなる目薬は本物で、火星銃も本物。だけど喜怒哀楽の感情を奪うという
機械はただの掃除機だった。謎が多いね。
カオールはかってに改蔵の読者だったので、ムー系の雑誌は読んだことないのに
それらしいあいさつであることは知っていた。
でも結局なにもかも本物だったということで最後には安心したんだけど、
それまでの過程で、宇宙フレンドを作らせた辺りは、地球を征服するのが当然の
目的のように、言葉の端々に上がっていたのが、最後まで緊張感を持って見ることが
できた要因だろうね。
最前だったせいか、メロンの3人を見るのは当然なんだけど、火星の二人があの顔色
だから余計に汗が目立ったというのもあるかもしれないけど、誰よりも汗をかいてて
その熱演っぷりには感心した。
そらはどこで銃に弾は入ってないって気づいたんだろうね。その確信がなきゃ
最後の1発は撃てない。そこがどこだったかは気づかなかったなあ。
何回か見れば気づくところもあったのかもしれないけど、ムラパンはああ、
そらが死んじゃうと思っただけだから、その時点では弾が入ってないなんて
思いもよらなかった。
そういう動きのあるシーン、例えばみずのみは王子のガードだけあって実は
やたらと強かったり、というのも面白かったけど、やっぱり全編を通してマース王子との
それぞれのキャラとの会話が楽しい舞台だった。
会話にかけひきが多くてそれを聞いてるだけでも面白かった。
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