2007年6月21日、22日、23日、24日(木)(金)(土)(日)
池袋サンシャイン劇場に寝る子はキュートを見にいった。

6月21日は、1階3列6番。単番で非通路だった。

先週見たときは18列だったので、このくらいの近さは始めてだった。
となりがクレイジーケンバンドだった。もしくはそっくりさん。

あいりさんが演じている則松が最初に登場するのが、ちょうど目の前の
位置なのでとってもうれしい。
駐在さんが、座って、則松とイシゾーが両隣に座って、おじさんたちには
うちらくらいの子はみんな同じ顔に見えるというシーンも目の前に
則松がいるので、とってもハッピーだった。

だけど最初にライカ様とお友達に、則松とイシゾーをルーム長が紹介する
シーン等では、逆にイシゾーの後ろに則松が被って、見えなくなったりと
前には前の死角があるために、何からなにまでよいというわけではなかった。

則松とイシゾーが駐在さんから食材の入ったダンボールを受け取って、
それをキッチンに運んでいくシーンがあるけど、そのときは、部屋のイスと
暖炉の間を通っていくんだけど、そのイスと暖炉の隙間が狭くて、
通れなくてイスとイスの間の方を迂回してキッチンまで行ったところが
面白くてよかった。
則松は狭いからダンボールを持ち上げたりして一生懸命そこを通ろうと
したんだけど、結局通れなかった。

あとは先週見た段階でストーリーの流れはだいたい掴んでいたので、
余裕を持って楽しむことができた。

ほぼクライマックスの則松がライカが生きててうれしいというシーンでは
となりのクレイジーケンバンドなんてすすり泣いてたんだけど、ムラパンは
イシゾーが2階の使用人部屋から、涙を拭くためのハンドタオルを持って
だんだんみんなに近づいていって、みんなが泣いたところで、ハンドタオルを
配り始めるところがおかし過ぎて、でもそこをいかにもリピーター的な感じで
先行して笑っちゃいけないと思い必死に笑いをこらえていたので、
肩が小刻みに震えだして、逆に後ろからみたら、ムラパンも泣いているように
見えたかもしれなかった。

イシゾーが「はい、則松、ハンドタオル」といって渡した後は大笑いした。

舞台が終わると、メンバーの誰かが私がおばさんになってもをソロで歌うんだけど
今日は岡井ちゃんだった。
前回見たときも岡井ちゃんだったので、ムラパンは2回連続岡井ちゃんソロだった。
岡井ちゃんの役名はちななので、ちなソロコンサートだった。

で、いつも「今日歌いたい人」と聞かれてみんなが手を挙げて決めるという
決め方なんだけど、今日は「歌いたい人」と聞かれていつものようにみんな
手を挙げるんだけど、岡井ちゃん以外の6人が一斉に岡井ちゃんの方を向いて
「どうぞどうぞ。」と言って勧めていたので面白かった。
そこでムラパンは気づいたんだけど、なんと今日は岡井ちゃんの誕生日だった
んだね。会場に入る前に入り口付近に男女合わせて6人のグループがいて
そのグループがみんななにかしらの岡井ちゃんグッズを身に着けていたので
ちょっと不思議に思ってたんだけど、それはこういうことだったんだね。

カーテンコールが終わって再登場したときには、みんなで岡井ちゃんに
ハッピーバースデーの歌でお祝いできたのでよかった。

6月22日は1階7列10番、単番で非通路だった。昨日よりは中央寄りだし、
4列後ろに下がったので、出演者が誰かの死角に入って見えないということは
なかったので、その点はよかった。

今日はラッキ○さんも来ていて、舞台が終わった後に食事をしながら
話してたんだけど、ムラパンが気づいた矛盾点というのをラッキ○さんに
話したらなんとその部分をラッキ○さんも気づいててとっても盛り上がった。
それはなにかというと、ナッキー(思わずラッキ○さん的に「ー」を伏字に
しかけたが)演じる司(つかさ)ちゃんが、みんなと集合するときに、
梅さん演じる三歌(みか)ちゃんに「私なんてお泊りするのも生まれてはじめて」
というんだけど、神崎家の別荘についてから、司ちゃんが、舞美ちゃん演じる
ライカ様が寝ているときに、「ライカ、一度寝ると起きないから。」と
お泊りもしたことないのに、ライカ様の眠りグセを知っていたという点だ。

最初のお泊りが始めてと告白するシーンとライカ様の眠りグセを指摘する
シーンの間には、いろいろなシーンがあって少し間が空いているので、
この2つを繋ぎ合わせて矛盾点に気づいている人はそんなにいないんじゃ
ないかと思ったんだけど、ラッキ○さんはちゃんと気づいていた。

まいまい演じる麻由(まゆ)も大チョンボがあって面白かった。
「道路はロード」で言わなきゃいけないのに「道路は道路」って言ってた。
客が笑いすぎててどうやってリカバーしたかはセリフが聞き取れなかったけど
麻由ちゃんの役では一番やっちゃいけない部分のミスだけにインパクトは大きかった。

今日も則松の喜怒哀楽の演技すべてを堪能した。
彩ちゃんっていうよりは則松なんだよね。

今日のソロコンサートは三歌ちゃんこと梅さんだった。ムラパンは茅奈(ちな)こと
岡井ちゃんしか見たことなかったので、他のメンバーは初だった。

でもソロが誰になってもムラパンは長さんがライカ様を見るくらいに則松の
ことしか見てないので、そんなに問題ではないけど。

6月23日は1階1列23番だった。非通路でラッキ○さんとの連番だった。

最前だった。右サイドなので、最初に則松が登場するシーンとかは、ちょっと
遠いし、あんまりこっちサイドに則松が来る印象はなかったんだけど、
いざ右サイドに来て見ると、則松がいるシーンも多くてよかった。

一番最初に近くに来るのは、アルバイトのおねだりをするときの
「ねーねー攻撃」のときかな。あんなおねだりされて許さない大人はいないって
ラッキ○さんと話してたんだけど、いや、たいしょ○さんは許さないでしょ、と
けっこう身近に許さない人を発見してしまってちょっとへこんだけど、
則松のねーねー攻撃は強すぎる。

その次はドリンクメニューを書くシーンかな。今日はイシゾーが「値段」と言わなければ
いけないところを先に則松のセリフである「0円」と言ってしまったために
則松がその後をなんとかフォローするという面白いシーンになっていた。

司ちゃんも近くに来ていた。司ちゃんはムラパンのひざにあるのと同じような
古傷がひじにあったのも見えたりしてよかった。

まいまいこと麻由ちゃんの目ぢからがすごかった。ムラパンも一回「キッ」と
にらまれちゃったよ。チョーかわいい。
そして麻由ちゃんと言えば昨日は「道路はロード」と言わなければいけない
ところを「道路は道路」といい間違えちゃったんだけど、今日はそのセリフを
言うのがムラパンたちの目の前だった。
で、なんと今日も「道路は道、、、」といい間違えて、だけど、今日は強引に
続けて話を進めていた。

寝る子はキュートの曲は本当は則松をずっと見続けていたいんだけど、もうホントに
目の前にライカ様とかちな、三歌ちゃんが来るので、やっぱり目の前の人を
見ないことにはどうしようもないくらい近いからね。

逆に夏美ちゃんこと舞美ちゃんがライカ様との2役で演じている子が劇中で歌う
私がおばさんになってものときは、則松が目の前だったので、めちゃくちゃハッピー
だった。則松もいっぱい見てくれてうれしかった。

夏美ちゃんが1コーラス歌い終わると舞台の奥にいたメンバーが前に出てくるんだけど
そうなるとホントに則松がムラパンの目の前にいて、もう視界に則松しか入らなく
することもできてほとんど則松ソロコンサート状態にできたので非常に満足だった。
そうやって目の前に来てからは視線を落とさないとムラパンとは目が合わないので
視線を前に向けている則松とは目が合うことはなかったけど、幸せだった。

そのほかにも昨日ラッキ○さんと話し合って明らかになった設定上の矛盾点を
確認してうなずいてみたり、(矛盾点といっても些細なことで、それによって
ストーリーが破綻しているというようなことではない。)司ちゃんの高速ぞうきんがけは
ムラパンは気づいてなくて、ラッキ○さんに掃除のシーンは則松ばっかり見てないで
司ちゃん見てと言われていたので、見てみたらホントに高速ぞうきんがけで
楽しかったりした。

あとは今まで3回見てきたんだけど、ちなの「三人称単数女性」というセリフの
イントネーションがおかしすぎて、なんの意味だか分からずに、占い師の使う
占いの専門用語だと思ってて、よく「白色金星」とかって占いでしか使わないような
ものがあるけど、そういうのと同じたぐいの単語だと思ってたんだよね。
「参任嘗胆数除星」みたいな難しげな言葉ね。
だって、「さんにん」「しょうたん」「すうじょせい」っていう区切り方してるんだよ。
で、今日よーくちなのセリフを頭の中で繰り返していると、パッと
「あ、三人称単数女性のことだ」と分かったんだよね。
で、その後の司ちゃんの「She」というセリフもそれならばもっともなセリフ
なんだけど、それも「詩子」ちゃんの「詩」だと思ってて、占い用語では
何か「詩」に特別な意味でもあるのかななんて思ってたんだよね。
ほんと「さんにん、しょうたん、すうじょせい」には悩まされたよ。
逆にそうやって謎めいた言葉だと思っていたときの方がそのあとの
夏美ちゃんを呼ぶ儀式の恐怖感が少し増して、臨場感があったけどね。
それに気づいてからは、あまり不思議感がなくなったので、そのシーンでは
より則松を見るのに集中できるようになった気がする。

ハンドタオルはもう何度も見ていてオチも知ってるんだけど、何度見ても面白かった。
則松の泣きの演技、(マジ泣きもウソ泣きも)、「こんばんは」の登場シーン、
すべて間近で見ることができて最高だった。

ソロコンサートはまいまいだった。ラッキ○さんはこれでソロコンサートは
歌わないことが確定している舞美ちゃん以外は6人全員を見たということだった。
だけど実は最終日に舞美ちゃんも歌ったのでラッキ○さんは完全コンプだった。

桜チラリでは、「涙など、似合わない、このまま抱きしめて」の「このまま」で
則松ことあいりさんが振り向くときに毎回ムラパンと目が合って最高だった。

最後に退場するときもムラパンはあえて「則松〜」と言ったんだけど、
そうやって声をかけたときにちょうどムラパン向かって手を振ってくれたので
ものすごくうれしかった。

もう則松の一挙手一投足がかわいすぎた。

6月24日は1階7列15番、非通路でラッキ○さんとの連番だった。
2列後ろにはおっさ○さんがいて、思わず「えー!?」といったが、
それはロムられるからそう言ったのだが、ライブじゃないので、動いたりしないので
そんなにロムられることはないな、と思った。
まあ、ライブでもムラパン以外の人はステージに集中していてあんまり人のことを
ロムったりはしないのだろうけど。

今日は千秋楽だった。
千秋楽ならではのアドリブに反応してやろうという変な意気込みで来ている人が多く
ちょっといつもと違うだけで、ものすごく過剰に反応して笑ったりしてたので、
そのすぐあとのセリフとかが聞き取りにくくなったりしてなんかちょっとやだった。

今日はステージの中央だったので、ステージ終了後のライブが則松の正面に
なるので、とってもいいけど、その前の舞台でも結構則松的に中央だといい場面も
多かった。

みんなやっぱりいつもとちょっとだけ違って気合が多く入っている感じで、
特にちなこと岡井ちゃんはいろいろなんかやってやろうという空気が出ていて
けっこうストーリーの組み立て的に完成されているのでそんなにアドリブは
入れなくていいよ、とムラパンなんかは思ってたけど、ちなはものすごく
いろいろやりたがっている空気がいっぱいだった。

スローモーションで長さんの元へ走っていくシーンはとなりで走っている麻由の顔を
笑顔で見たんだけど、麻由はちなの方を見なかったりしてそこは未遂に終わったけど
ストーリーとは関係ないけど、舞台に残っているという立場のときにはちなが
一番遊んでいたね。

火事の後、ライカがみんなを怒っているシーンでは、則松はステージの端で、
自分の出番をじっと待っているんだけど、いざ話始めるという直前にずっと
則松のことを見ていたムラパンと目が合ってから話はじめた。
そうしたらムラパンは今までの公演では、ハンドタオルを持ったイシゾーが
面白すぎてこのシーンで泣いたことは無かったんだけど、今日は則松のセリフで
左目から涙がこぼれた。そしたら則松も泣いていて、右目から涙がこぼれていた。
何か則松と通じ合ったみたいでとてもうれしかった。
その後、イシゾーを中心に最後の最後まで泣きまくるメンバーが多い中、
則松はムラパンの笑顔を見て(?)涙を流さないでいられたみたいだった。

いつもと同じ内容が終了したあとに、C-uteの新曲があると聞いた時は、この日
一番の喜びの雄叫びをあげた。

BLTを読んで新曲はアップテンポの乗りのいい曲というのは知っていたけど、
その通りにとってもノリノリの楽しい曲だった。

サビの歌詞が1コーラス目と2コーラス目では違うものの、「季節」と「中に」という
部分で、共に、「季節(kise-two)」、「中に(naka-2)」と2で揃ってるので
両方とも裏ピースの2を作るフリであることも分かったりして楽しかったし、
ステージの真ん中のところだったので、あいりさんといっぱい目が合って楽しかった。

最後の最後ではあいりさんの目にも涙が溢れていたけど、ムラパンは最後まで
笑顔で見送った。

ラッキ○さんが言うようにイシゾーの推しが上がったというわけではないけど、
ムラパンはイシゾーの演技がかなり気に入って楽しませてもらった。