2006年8月18日(金)
新宿コマ劇場でミュージカルリボンの騎士を見てきた。

席は1列33番。左サイドの通路だった。単番。
開演前に同じ公演に入っているミュージカルバカから「ギザウラヤマシス」の
メールをもらった。たいし○うさんだ。
たいしょ○うさんは自分のことを誇りを持ってミュージカルバカと言っているので
ムラパンがバカといってもケンカにはならないので、事情を知らないでこの文章を
見ていた人は心配しないでほしい。

1番前は席に座ってまっすぐ向いたらステージの床よりも下なので、公演中は常に
顔を上げて上を向いている感じだった。

オープニングがはじまった。さゆが登場するのはムラパンとは逆の右サイドから
だった。この前13日に見たときは、ムラパンも右サイドにいて、オープニングの
ときはさゆの真正面だったので、ことあるごとにさゆに見てもらえたんだけど、
今回はムラパンからさゆを見ることができなかった。
ムラパンの位置からは全くさゆのことが見えないので、もうこの位置じゃあ、
さゆが出ていてもさゆだけをずっと見ていることはできないなと分かったので
ムラパンの目の前にいる人を見ることにした。
オープニングでは主ににぃにぃとキャメイちゃんがムラパンの目の前にいた。
にぃにぃのスラっとした太ももに対してキャメイちゃんのまさに太ももという
太ももがよかった。でも別に太いっていうイメージじゃないんだよね。
ちゃんと筋肉がついた太ももなので、たくましくてかっこいいんだよね。
にぃにぃとキャメイちゃんが交互にムラパンの前に来るので、2人の太ももの
入れ替わりを楽しんだ。だって2人とも目線はムラパンより全然上の方を見てて
あんまりムラパンのいる下の方は見ないからね。
あまり多くはなかったけど、まこっちゃんも目の前に来た。ムラパンは
まこっちゃんを見るのはこれで最後かあ、と思いながらまこっちゃんの顔を
見たけど、あまりにも下から過ぎて、まこっちゃんの鼻の穴を見てる感じだった。

続いて神様から魂を盗んでくるシーンだけど、ここではさゆが左サイドに来ていた。
「うさちゃんピース」はムラパンの近くでやってくれてたので、ムラパンも一緒に
やった。歌のときは見てくれるけど、演技のときはそんなにお客さんばかり
見ていられないので、さゆもこのシーンでは特にムラパンの方を見ることはなかった。
さゆに限らず演技中はそんなもんだよね。
さゆが赤ちゃんのおしゃぶりくわえて雲に乗って退場するけど、退場してカーテンが
閉まるまでずっと手を振り続けていたのが印象的だった。

王様専用の庭にはさゆは出てこない。ここではこはのカレーのところまで含めて
ムラパンの目の前に来て演技をする人はいない。

淑女たちが登場してきた。ここでもさゆはれいなさんの陰に隠れたりして
ムラパンからは見えない位置にいたりしたこともあったけど、割りと動きの多い
シーンなので、ほとんどさゆを見ていることができた。淑女が横一列に並んだり
すると、誰かの死角に入って見えなくなるんだよね。

サファイアが亜麻色の髪の乙女となってフランツと踊るシーンの前後でも淑女の
登場だ。ここでの淑女はフランツと踊りたくてフランツのことを追いかけ、
フランツはその追っ手から逃げるという静かな格闘シーンだけど、この格闘の
曲がいいよね。さゆはそんな格闘している感じをよく出せているよね。
身ごなしはあくまで優雅に、だけどフランツを獲得しようというギラギラした
闘志も表している感じ。

れいなさんがムラパンの目の前で「キー!くやしい」って言ってハンカチを
噛んでた。さゆも噛んでたけど、れいなさんの方が似合う気がした。

剣の試合だった。ここでは淑女も応援しているわけだけど、剣の試合の途中で
カンチョーをするシーンがあるけど、そこでさゆもマネしてキャメイちゃんに
カンチョーをしていた。ののやあいぼんのようにマジでするわけじゃないけど。
試合のシーンではさゆはずっと左サイドにいるので、ずっと見てた。
となりにいるキャメイちゃんと一緒になってはしゃいだり、驚いたりしてるだけ
だけど。
王が死ぬと中央やや右に行ってしまうんだよね。そこでは近衛兵だったり、
淑女のれいなさんだったりの死角になるのでそこはしょうがない。

フランツが牢屋に入れられ、西の門から逃がされ、大臣がヘケートと
大臣やお主も悪よのう、とやっているところはまったくさゆは出てこない。
だけど西の門あたりのストーリーはムラパンの目の前で進行していくので
楽しめた。亜麻色の髪の乙女かわいい。

戴冠式には淑女が登場する。さゆは王座の右下なのでムラパンからはちょっと遠い位置
だけど、死角にはならない。
王妃が自白強要剤飲まされて王は女って言ったあとに、「オンナ×n」と連呼する
ところはやっぱりムラパンの位置からはさゆが死角になって見えなくなることが
あるんだけど、このシーンに限っては、玉座に座ったヘケートがものすごく見くだした
目線で、とても満足そうな、そして同時にわっるそうな笑いを浮かべているのが
見所なので、そっちが見られたのでOKだ。

休憩時間にはたいし○うさんと合流した。今まで見たチケット3枚を持っていけば
なんかグッズと交換してもらえるというのは、ムラパンは全然知らなかったので
たいし○うさんに教えてもらって知ったけど、今日はチケットを持ってきて
なかったので、交換はできなかった。といってもムラパンは今日でミュージカルは
最後だったので、もうチケット持ってくることはできないなあ、と思ってたけど
この休憩時間中に流れで、21日にたいし○うさんと連番することに決まったので
そのときにチケット持ってこようと思った。

グッズ売り場に行ってグッズのショーケースを眺めていたけど、さゆのTシャツの
イニシャルは「SM」だった。ちょっと欲しくなったけど、お金がないので、
当初の予定通りさゆのウチワだけを購入した。

ののが牢番だった。松葉杖をついていた。7月のハローコンサートでねんざした
足がまだ治っていないためだ。ののはミュージカルで松葉杖をつくのは2回目だね。
1回目はセンチュリーランド。あのときは杖がいらないほど、「ぴよおん、ぴょおん
ぴよん」て言って飛び回っていたけど、今回のは無いと困る杖だ。
左手に持つほうの杖にはドクロの飾りがついていた。

ムラパンはここの牢番がサファイアと王妃(元)を逃がすシーンがこのミュージカルの
中で、1番目くらいに好きなんだけど、さすがに動きの取れないののはこのシーンは
大変そうだった。食事をテーブルから思いっきり手で払ったり、剣で牢番の2人を
威嚇したりしないといけなくて、激しい動きが多いからね。
それでも動きの流れ上、杖が床に倒れてしまっても、しばらくすると唯ちゃんが
床から拾い上げてまたののに持たせてくれたりして、この辺りの連携はよかった。
そして牢番同士の友情は変わらぬものと確認し合った後の、「歌で送ろう」が
すごく好きなんだけど、ここはののが加わっててもすがすがしいままだったので
よかった。

集合するシーンだった。にぃにぃもキャメイちゃんも歌い終わりのところで、
階段に足をかけて勇ましい感じで腕を振るというか動かすんだけど、そこは
2人とも同じ動作だと思ってたら、にぃにぃは左手は剣のさやを掴んでいるので
動かしてないんだね。その動きマネしようとしたんだけど、結局単なる等速回転では
ない腕の振り方なので、その場ではマネすることができなかった。

ゴールドランドが攻め込んできているというのに大臣が自分の息子である王の
嫁探しをするといえばスカウトの登場だ。
ここのまこっちゃんとこはとよっすぃの会話のシーンでは音楽が流れていないので
この前の13日に見たときは、舞台袖で歌の練習をしているさゆの声が聞こえて
きたんだけど、今日はもちろんさゆがスタンバっている右サイドとは反対の
左サイドに座っているので、そんな声は聞こえてこない。
このスカウトの登場シーンだけは、さゆがメインのシーンなので、休憩時間に買った
さゆのウチワをずっとさゆの方向に向けていた。
スカウトはずっと右サイドにいるイメージがあったけど、わりと左サイドにも
来てくれた。さゆ超かわいい。

サファイアと王妃(元)が放浪していた。サファイアは割りと身体にフィットした
白い服を着ているけど、ズボンもピッチリしているんだけど、パンツのラインが
全然見えないんだよね。もしかして。いやひょっとして。
ヘケートがサファイアと取引してるときもヘケートはムラパンの目の前に
来てサファイアとの交渉を行ってくれていたわけだけど、ヘケートが腕を身体の前で
円を描くように回す動作が多いけど、そのときにほのかにわきの下っぽい香りが
ただよったりして、ムラパンとしてはいい気分だった。

サファイアが男になって王妃(元)だけくたばっているところにスカウトが
到着した。そーいう役うまいね。ってさゆが言っていた。
スカウトは大臣のもとへサファイアをつれてくるとしばらくいなくなってしまう。
ゴールドランドからフランツが到着し、城を制圧、もはや意味がないのにフランツが
サファイアに決闘を申し込み、ヘケートが歌い始めて決闘のシーンが
ファイナルファンタジーの4とか5あたりのラストボスのような、激しい戦闘のはず
なのに、時はゆっくり流れているかのような雰囲気を作り出すシーンを終え
サファイアがわざと剣に刺さって死にそうになるところで再びスカウトの登場だ。

その後はムラパンがこのミュージカルで2番目くらいに好きかもしれない、
牢番による「よみがえれ」の歌いだしだ。このシーン明らかに牢番は蚊帳の外の
はずなんだけど、この歌いだしのときの存在感といったらすさまじい存在感だよね。
初日の三好さんが一番感動したけど、今日のののもよかった。

この歌はさゆが右サイドにいるけど、グルっと出演者がステージ上を回るので
さゆを見たり見えなくなったり。

ライブはそれこそさゆがずっと右にいるので、全然誰を見ていたか覚えていない。
わたしがついてるではさゆがちょっと中央に来るのでさゆを見ることができた。

ののは恋INGを歌っていた。この曲は「こいあいえぬじー」だけどムラパンは
「コイイング」と言う。ヒアリングの感じでは「コーイン」に聞こえるかも
しれないけど、「光陰矢のごとし」とは何にもひっかけていない。
ハロプロパーティでも歌ってた曲だし、いい選曲だった。

カーテンコールではひとりひとり登場するわけだけど、さゆはずっとムラパンの
前にいたので非常によかった。カーテンが閉まる直前にさゆは最後にムラパンと
目が合って手を振ってくれた。
もう一度カーテンが上がり、あいさつをしてもう一度閉まるときも最後にさゆが
手を振ってくれたのはムラパンだったのでうれしかった。