2006年3月11日(土)12日(日)
東京芸術劇場で、メロン記念日初主演ミュージカルGirl's Knightを見てきた。
両日とも2公演目を見たので、全部で2公演見た。

土曜日は2階D列左サイド。席に行ってみると最後列だった。だけど通路だ。
でもミュージカル後にミニライブがあるわけでもないので、通路は関係ない。

ミュージカルの冒頭でいきなり「神崎さん」が登場してた。そして次の
シーンでは亡くなっていた。神崎さんといえば、野○さん、山○さんの
ザキたん軍団に対抗するために神○さんの田の字を崎にかえて神崎にして
カ○オさんが名乗ってる名前だけに冒頭から笑わせてもらった。

そのシーンであつこが登場してきて、神崎さんが死亡した事故の説明を
してるときに突然誰かが歌いだした。最初客席に背中を見せていたから
すぐには分からなかったけど、その歌はしばっちだった。
ああ、しばっちこんな声も出るんだ、と思った。すごいゾクっとした。

ラジオで1回見ただけではストーリーは分からないかも、と言っていたけど、
ムラパンが1回目を見て解釈したものは、2回目を見たり、その後のメロンの
ラジオでの解説してくれたものと比べると、本当にストーリーを違う風に
捉えていた。
それはお客さんにストーリーがちゃんと伝わってないとも言えるのかもしれない
けど、とにかく真相部分にたどりつくまでが複雑なんだよね。
それで混乱しちゃう。もちろんそれはお客さんにも最後まで真相を判明させない
ようにするためにわざとそうやって誰にも疑いが持てるようにしてるということ
なんだけど、ムラパンは結局2回目を見てもまだ誤解してて、最終的には
メロンがラジオで真相を語ってくれるまでは本当の理解をできなかった。

あとは劇中劇での衣装だけど、むらっちしばっちまさおっちの3人はなんだか
サイコルシェイム的な衣装だったけど、マゼンダ姫ことひとみんは、
悪役というか、黒い姫という雰囲気が出ててよかった。
ムラパンの好きなタクティクスオウガ的な雰囲気が出ててひとみんいいなあと
思った。

それ以外だと、真相説明をしているときに唐突に「囲い込み」されてた、
って使うんだけど、それが違和感があった。それよりも前に、「囲い込み」と
いうのが、催眠の分野の用語で、どんなものかというのは説明してくれてるので
分からないことはないんだけど、この事件はその「囲い込み」が原因の一端で
あるというのは、そんなこといわれてもなかなか納得できないなあ、という
感じになった。

それとは直接関係ないんだけど、しばっちの催眠時の顔はよかった。
催眠かけられてる雰囲気がよく出てるという意味でいいんだけど、
ムラパン的には超かわいくて、うわ、催眠かけられてるあゆみちゃん(役名)に
殺められてぇとか思ったね。

催眠といえば携帯の着メロがキーポイントになってるんだけど、そのメロディが
劇中で使われてるときはそうでもないけど、着メロで流れると一瞬、初雪に
似てて、最初は初雪かと思った。

日曜日は1階V列だった。V列というのはアルファベット順の番号だったので
22列目だった。この会場はW列つまり23列まであるので、最後列ではないかと
思いきや、23列目が機材を置くためのスペースになっていたので、実際には
V列が最後列だった。
昨日が2階の最後列、今日が1階の最後列となってしまった。

ストーリーは2回目ということもあり、だいたいは把握することができた。
だけど2回目を見終わってもなお腑に落ちない箇所というのももちろんあった。

ストーリーに直接関係しないところでは千秋楽ならではのアドリブなんかも
入って、面白かった。でもそういうの一番やりたそうなむらっちが今回は
そういうのいかにもやらないキャラだったので、じっとみんなのアドリブを
冷静に見てたのが印象的だった。あとでむらっちもラジオで言ってたけど、
やっぱりキャラと違うからと思って我慢してたんだって。

だけどアドリブといえば昨日はあつこが肉体は正直なEROSのフリをやったあと
しばっちも続いて同じフリをやっていて、今日もやるもんだと思ったら、
そこは昨日の時点でのアドリブだったらしく、今日はやらなかった。

もしかしたらパンフレットには書いてあるのかもしれないが、結構親子関係が
どうなっているのか分からず、最後の最後まで混乱してたけど、最初に
死んだ神崎がじつは男だったと理解できてしまったので、またそこから
家族構成を頭の中で再構築したりして大変だった。

劇のリハーサルのシーンというのが全体のメインのシーンなんだけど、
そのときの4人は本当にかっこよかった。
しばっちはクリエムヒルトという姫なのでかっこいいというよりはかわいい
感じなんだけど、催眠にかかると怖い感じになってよかった。
今回はしばっちが催眠にどういうときにかかるかというのも把握してるので
催眠来た、と思ったらすかさず双眼鏡でしばっちの顔を見てみた。

最後列と遠いので表情まではあんまり分からなかったんだけど、しばっちの表情は
催眠のおかげでいろいろ見ることができたのでよかった。
あいつら許さねえみたいな怒りの表情とかもよかったね。

本編が終わって千秋楽なのでやや長めのカーテンコールで終了と思いきや
そこからThis is 運命が始まった。ムラパンはまったく何の用意もしてなかった
けど、とりあえず上着を脱いでシャウトした。
それまでじっと静かーに、両隣が年配のおじさんだったので、その辺の
雰囲気にうまく溶け込めていたのだが、運命が来たということで、
まあしょうがなくその雰囲気に溶け込むのはやめてしまった。

その後もメロンのテーマに乗せて長いカーテンコールが続き、客席が
明るくなったので、もうないだろうと見切りをつけて出てきた。
出てきたら今朝フットサルをやってきたからここに来たというのを
忘れて運命をやってしまったので、左足のももがとっても痛くなっていて
歩きづらかった。

2回目を見てだいたい分かった気でいたが、あとでメロンのラジオでの
解説を聞いて、ええ!?そうだったの!?とビックリさせられる事実が
あったことは、まだこの時点では全く気づいていなかった。