2004年11月14日(日)
豊田スタジアムでスポーツフェスティバルを見た。
席はバックスタンド17列で、すえ○ーさん、ジ○ロさんとの連番だった。
売店がものすごい混んでたので開演時間には席にいなかったが、買い物が
済んで、ビーフカレーを持って席に戻ってもまだ始まってなかった。
開会式が始まった。スクリーンには今日の実況を担当するアナウンサーが
映し出された。そして何かしゃべり始めた。

まったく聞き取れず。

別に誰かとしゃべってて聞こうとしてないとか、周りがうるさくて
聞こえないとか、そういうことでは全然なくて、スピーカーから出る音が
スタジアムに反響しすぎて聞き取れる音ではなくなっていた。
集中して何をしゃべっているのか聞き取ろうとしてもまったく分からず。
選手宣誓や試合前に一人ひとりにインタビューをしていたが、まったく
何をしゃべっているのか分からず。
誰かが欠席、というのをジ○ロさんがかろうじて聞き取ってくれたので、
誰が欠席かを双眼鏡を使って一人ひとり確認していったら、キッズが
13人しかいなくて、ま〜ぶるとめ〜ぐるが欠席だった。

「なんとかなんとかだから、がんばろー!」
みたいにして、客席をあおったりしてるのは、動作で分かるが、いったい
それがなんなのか分からないのであおりにものれず。
そういう動作で「おー」と返している人はいっぱいいたが、ムラパンには
なにしゃべってるのか分からないのに返すことはできなかった。

もうこれは完全にスピーカーを設置したり等の音関係の人たちのミスだ。
豊田スタジアムが音の返りがいいって事前にスタジアム関係者に聞かなかった
のかな?
ムラパンの行ったことのあるスタジアムでは、仙台スタジアム(not宮城
スタジアム)が、けっこう音の返りが良くて、浦和サポはそのスタジアムの
特性を利用するためにクルヴァの中段に陣取るんだよね。
そういうところで今回と同じようにスピーカー設置したら、同じことが
起きるね。サッカースタジアムはあくまでも人間の肉声の反響を多くしようと
しているわけだから、スピーカーから出る音だったら、その特性を考慮して
設置しないといけないはずなんだけど、本当に豊田スタジアムの人からは
何も聞かなかったんだろうか?

とにかくアナウンサー、メンバー含め全員が何をしゃべってるのか分からない
ので、競技の動きだけに集中することにした。
何しゃべってるか分からない音が、ボワンボワン響いてるのであんまり
集中できないんだけど。

プログラムを見ると最初は60M走の予選だったのかな。
アナウンサーが競技の説明をしていたようだけど、それも分からず。
とにかく、今年は全員走るんじゃないみたいだった。さゆは出なかった。
4レースが行われ、誰かが決勝に進出したようだった。
ごっちんとかののとかはシードだとジ○ロさんが聞き取ってくれた。

これ以降は書かないけど、競技と競技の合間にはアナウンサーが場を
つなぐために客席をあおるんだけど、もちろんそれも何を言っているのか
分からない。アナウンサーは客席のノリがちょっと悪いな、とか感じた
かもしれないけど、それはノリが悪いんじゃなくて、何をしゃべってる
のか分からないので、反応したくても反応できない人がいっぱいいた
ってことなんだよね。
なので競技と競技の合間は、ムラパンたちはバックスタンドで遠いけど、
メインスタンド側にあるベンチに座っているメンバーを観察していた。

障害物リレー。出走メンバーが発表されて発表されている人がスクリーンに
映し出されるので、だいたい分かった。さゆがいた。説明が理解できないので
何をやるのかはわからない。
さゆは野球ボール大の球技のボールを、料理のおたまに乗せて、4本の平均台を
渡っていた。4本の平均台はムラパンたちの目の前にあったので、さゆ!と
言ったらさゆが平均台から落ちた。別にムラパンのせいで落ちたわけでは
ないが、言うのと落ちるのが同じタイミングだったので、そこからは黙って
見ていたが、ノーミスで平均台を渡って行ってしまったなっち(たぶん)が
どんどん先に行ってしまうので、あせってしまったのか、さゆはまた平均台で
バランスを崩して落ちてしまった。結局そこからまた平均台の最初まで戻り
今度は無事に渡れたが、ここで大きく離されて結局さゆのチームは負けて
しまった。だけどムラパン的には目の前でさゆを長いこと見られたので
よかった。

1500M走。選手が紹介された後、スタートした。コンコンは前評判どおり
先頭におどり出て、そこに短距離に実力は知られているが、長距離の実力は
あまり知られていないというか、少なくともムラパンとすえ○ーさんと
ジ○ロさんは知らなかったが、舞美たんがコンコンと一緒に付いていって、
同じグループにみうながいたので、ムラパンはみうなが近くに来たときに
みうなに声援を送った。
1周目は「みうな!」。2周目は「みうなみうなみうなみうな」。
3周目はすーきーすーきーすきーすーをむーげーんーだいー♪の
むーげーんーだいーくらい高い音程で「みうな〜」と言った。
みうなもがんばったけど前の2人にはついていけず、結果は3位だった。
しかしみんなすごいよね。1500M走れるんだから。ムラパンは走れない。
走りはするけど遅い。学生のときはもっとも苦手な競技だった。
サッカーとかって1500Mよりもいっぱい走るけど、それは余裕。
ただひたすら長く走るってのがダメなんだよね。走ってる途中にどこか
遠い世界に飛んでいって、ゴールしたら元の世界に戻ってくるみたいな
感じで、周回遅れになるのが当たり前だった。
ムラパンは中3くらいから高3までタイムは6分40秒だった。
まあ、6分40秒ぴったりというタイムを3回出したことがあるので、
ムラパンは1500Mは6分40秒で走るものだと思い込んでるんだけど
これは男子のタイムだったらかなり遅い方だ。
よく5,6分くらいの時間ずっと走っていようっていう意欲が出てくるよね。
ムラパンはスタート地点に立った時点で、いったいこの持久走は人生が
終わるまでに終われるのだろうか、という絶望感に打ちひしがれる。
永久にゴールがやってこないんじゃないかって思う。なので別のこと
考えてればそのうち知らない間にゴールするだろう、という風に考えて、
なるべく走ることは考えずに、ほかの楽しいことを考えながら走る。
なので遅い。
そんな感じなので、1500Mを走ってるみんな(みうなも含めて)を見てると
単純にすごいなって思う。

相変わらず進行は雰囲気でしか分からないが、次はフットサルのようだった。
最初はキッズが出てきた。メンバー紹介の中に、キッズのフットサル研修生も
いた。
基本的に双眼鏡でサッキーとまいっはーを見ていた。サッキーは残念ながら
まだプレーに絡むところまではいってなかった。まいっはーは中々ボールには
触らないものの、プレー時間は長かった。そしてダンゴになりがちなキッズ
たちの中にあって、ちょっと遠目の位置にポジションを取っていて、
こぼれ玉を狙ってる感じがよかった。
試合の方は研修生がそれぞれのチームの最終の位置でしっかり守ってたので
スコアレスドローだった。

次はガッタスブリリャンチスエイチピーだ。ここでもアナウンサーが会場を
あおるが、何かは分からない。けどとりあえず盛り上がっとけって感じで
みんな盛り上がっていたようだ。

carezzaとの試合だった。1点ずつ取られて取り返して、っていう試合展開で
プレーヤには大変な試合だろうけど、見てる分には面白い試合だった。
carezzaの2番がとってもうまくて、前後半ともフル出場で、しかもあまり
疲れる様子もなく最後まで攻めにも守りにも参加していた。
あの2番がいるのに2点も取れたのはすごいんじゃないかな。
ガッタスの方は後半にごっちんが出てきて、トップに張ってボールを
待ってたけど、あまりボールが来ないうちに交代してしまった。
それでもゴール前には2回ほどつめて、キーパーに取られたか、弾かれは
したけど、シュートも打っていた。
ごっちんとあさみの出場機会が少なかったので、それ以外は全体を見てたけど
ムラパンが前回見たお台場の試合に比べれば、攻撃の形も増えていて
良かったと思う。夏のときは、キーパーがボール取ったら前線に張ってる
よっすぃに全部ロングパスしてたけど、今回は無理に前線を狙わず、
後ろから押し上げる形も多かった。

でも、試合終わったときのプレーヤーみんなの表情見たけど、すごかったね。
ああ、あれはまさに負けず嫌いの集団だな、って感じで、全員全く納得してない。
少し経って、よっすぃの表情だけいくらか和らいだものになったんだけど、
そこはさすがキャプテンよっすぃだと思ったね。サッカーもしくはフットサル
なんて、どんな強いチームだってやってみなきゃどうなるかわからないんだから、
その辺の気持ちの切り替えの早さがいいよね。キャプテン向き。
だって競技はフットサルで終わりじゃなく、まだまだ続くんだから。

その後はPKだった。最初はフットサルメンバー以外が蹴った。
3個のボールをペナルティエリアのラインに並べて3人が次々と蹴っていく
方式だった。あっという間に3人がどんどん蹴っていくので誰が蹴ったか
覚えていないが、さゆが蹴っていた。さゆは、2組か3組目に出てきて、
3人並んだ真ん中にいた。つまり3人のうちで2番目に蹴った。
さゆは右のインステップでなかなか基本に忠実なキックを見せたが、
キーパーの真正面にゴロで転がっていき、キーパーに取られてしまった。
蹴った直後にインタビューがあるのだが、さゆがなんて言うのか必死に
聞いて、
「いっぱい練習したのに、、、悔しいです。」というところだけは、
なんとか聞き取った。

それからガッタスのメンバーは一人ひとりが蹴っていった。
ごっちんはシュートを決めていた。右足のトーキックでキーパーの左肩あたりを
通過していって、速いボールだったのでキーパーは触れなかった。
ちなみにキーパーはオリンピック女子日本代表の人。
トーキックも正確に蹴れるなら使ってもいいよね。ムラパンは安全靴でも
履かないかぎり足の指が痛くなっちゃうので使わないけど。

で、ガッタスのメンバーがPKを蹴ってるのにガッタスのキーパーである
ののとこんこんはPK戦そっちのけでキーパーの練習をしている。
ムラパンはもう次の試合に向けて試合の印象を忘れないうちに練習を
しているのかな、と思ったんだけど、そうではなくて、ののとこんこんは
このあと女子日本代表とのPK戦に備えていたのだった。
ののとこんこんがひとりずつ交互にPKのゴールを守った。
ののは2回ほど守備機会があって止めてたけど、こんこんのときは
日本代表が1回も枠に飛ばさなかったので、こんこんには守備機会がなかった。
あのさー、日本代表なんだから、動いてないボールくらい枠に飛ばそうよ。
そんなにプレッシャーのある場面じゃないんだから。ってもしかして
プレッシャーかかってたのかな?観客のプレッシャー?もしくは
アイドルにケガさせたら大変だ、とかでも思ったのかな?こんこんだって
キーパーの練習積んできてるんだからそこまでどんくさくないのにね。

60M走決勝だった。予選から勝ち上がったのは2人だけで、あとはシード
選手ということだった。シードの中にはひとみんがいた。
のの、ごっちん、まいちゃんはシードだと思ってたけど、ひとみんが
シードだとは思ってなかったのでひとみんを応援した。
スタート地点でみんながストレッチとかをして身体をほぐしていると、
ごっちんもだんだんテンション上げてきて、髪を後ろで結んでいた。
おお、本気だ、と思ってしばらくひとみんやのののことを見てたら、
みんながスタートラインに着いて一人ひとりコメントしていた。
で、ごっちんがスクリーンに大写しになったときに、さっきしばってた
髪をほどいて、デコ出しのちょんまげになっていた。
おお、かなり本気だ、と思ってスタートを待った。スタートした。
ひとみんがスタートダッシュで遅れて先頭から離されると、自然と目は
先頭の方に向いた。最後は舞美たんとののが競って、舞美たんの勝利だった。
スロー判定を見るまでもなく舞美たんが勝っていたが、スロー判定の結果を
待って、舞美たんの勝利が確定した。
いやあ、すごい。去年はキッズ部門の1位という位置づけだったけど、
今年は総合の1位だからね。まさに伸び盛りなので、こりゃあ来年あたりは
夢の8秒台なんてのも出てくるかな。そんなんだったらもう誰も追いつけないね。
60M走の表彰のときはBGMはGO GIRLだったけど、出会ったらすぐ恋になったの
ところをさゆが振りをやっててめちゃくちゃかわいかった。

騎馬戦だ。場内アナウンスが全くあてにならないので、自分たちで双眼鏡で
必死に誰が騎馬で誰が騎手なのかを確認していった。
全然時間が足りないので、ユリーネ土台で乗り手さゆと、アイリーン土台で
乗り手サッキーの2つにしぼって注目することにした。
幸いにもごっちん土台の上には梨華ちゃんが乗っててくれたので、随時
ごっちん馬の実況も隣のジ○ロさんから聞けたのがうれしかった。

1回戦目はさゆ騎乗のユリーネ号が最後まで粘ったので、サッキー騎乗の
アイリーン号は見ることができなかった。
ユリーネ号は特に何もすることなく、後ろから回り込んで1騎の旗をサクっと
取っていたが、そのあと相手の3騎に囲まれたが、クルっと旋回して3騎の
囲いから逃れて、そのときに別の場所で大将の旗が取られて終了となったので
ユリーネ号は最後まで残っていた。すごいよかった。

2回戦目は奇しくもユリーネ号対ごっちん号の対決だった。ムラパンはさゆしか
見てなかったのだが、隣のジ○ロさんが梨華ちゃんがさゆに接近したことを
伝えている。そして正面からぶつかり合ったエコモニ。対決はあっさり
ごっちん号の勝利。梨華ちゃんもごっちんもよってたかっておとなげない
とは思わなかったけど、どう考えても不利な戦いだった。
なのでサクっと切り替えてアイリーン号を探しにかかったが、ほどなくして
試合が終わってしまった。アイリーン号は見つけられなかった。

3回戦目、最初は1戦、2戦と見られなかったアイリーン号を見ていたのだが、
またしてもジ○ロさんの実況によって、ごっちん号にユリーネ号が近づいて
いってるとの情報が入ったので、そっちに切り替えて見てると、今度は
ユリーネ号がごっちん号に気づかれないように、後ろからそっと近づいて
さゆが梨華ちゃんの旗をあっさり取ってしまった。
正面からじゃ絶対勝てないと2回戦で思い知ったので、ユリーネ号が考えて
行動して、とってもうまくいったみたいだね。
3戦とも大将の近辺を全く見てなかったので、いつも唐突に試合が終わるが、
結局ミーヤが2回も大将の旗を取ってトータルではブルーが2勝1敗だった。

その後は土台と乗り手を入れ替えての騎馬での一騎打ちだった。
のの、ごっちんはまったく勝負にならないほどの速さで相手を瞬殺していた。

ラストはリレーだ。ムラパンは短距離走なら、総合的に見てホワイトの
1位、2位だろうと思っていたのだが、ホワイトはある作戦を使っていて、
足の速いメンバーを集めたチームとそれよりは遅いメンバーが中心の
チームに2分して、1位だけを取りにきていたので、結果は、ホワイトが
1位と4位だった。
差が開きすぎちゃってごっちんのアンカーがもったいないほどだった。
ここまで差がつくとは思ってなかっただろうから無理もないけど、
なっちとごっちんをメンバー入れ替えててもホワイトは1位を取ってたね。

MVPは1500Mと60Mで1位を取った舞美たんだった。さいたまでも先輩に遠慮
したり、空気読めとか心無いこという大人なんか無視してがんばってほしい。

しばらく休憩があってライブが始まった。スピーカーの位置が変わったので
少し期待したけど、やっぱり音はボワンボワンのまんまで何も聞こえず。
いままではスポーツ観戦だったからまだいいようなものの、ライブはこれじゃあ
致命的だ。
このライブの1曲1曲の感想なんて書いたら歌ってる人に失礼だよ。
みんな自分たちのせいじゃないけど、まったく自分のパフォーマンスを
発揮できていなかった。
こんなんじゃせっかくのライブなのにスタジアムのスクリーン見ながら、
その曲のCDかけてヘッドホンで聞いてるほうがまだましだよ。
もう全然ダメ。残念ながら、ライブでTシャツになった意味はなかった。
どうかさいたまではスピーカーがちゃんとしていますように。