2004年5月16日(日)
府中の森芸術劇場でごっコンを見てきた。
1階33列は1階の一番後ろだった。でも通路だった。席に着いたのは19時ちょうど
くらいだったが、始まったのは19時10分過ぎだったので、着替えとかに支障は
なかった。クイーンの曲が終わって暗転してから着替えはじめ、ごっちんが
ロープで降りてくるあたりで着替えを完了した。早着替え?着替えっつっても
脱ぐだけだからね。
33列は1階では一番遠い席だが、座り席よりは10倍いい。
一番後ろだったけど、割りと席は埋まっていたので、わざわざ後ろの席に
暴れにくる夢見がちな人たちは少なかったけど、それでも叫びスト、踊りスト
ガイキチと各種取り揃っていた。
ペイニッペイニッペイニッゴッということではじめから飛ばした。
DPGO、来たねえ。ごっちんを見ながらなのに、酸欠貧血失神寸前だった。
ゼェゼェハァハァ状態でラップ部分を言うとほんとめまいがするよ。
前の人の頭くらいまで足を振り上げて蹴った。
やる気、今日も完璧。サヨラブ、一方的に癒されずに一緒に歌う。
長電話、調子のいいロマンスで盛りあがる。最近は浪漫でロマンスしてるので
このくらいのロマンスはとってもゆっくりに感じる。
壁画VTR中は勇者一行に調べられたら「返事がない、ただのしかばねのようだ。」
って言われちゃうくらいピクりとも動かなかった。
真昼の蜃気楼、振りマネしてみたが、難しい。遠くて細かい動きも分からないし。
ごっちんの衣装と動きがパプアニューギニアあたりの呪術を行う小数民族の
シャーマンを思い起こさせる。ミュージカル、サヨナラのLOVE SONGに出てきた
熱帯雨林に住む原住民役の人達よりもそれっぽい。
気まぐれ、足が重くて思うようなジャンプができない。ここはひとまず
上半身の動きだけに抑えて、体力の回復を待つことにした。
取調べタイム。昨日の昼と同様、大食い容疑で逮捕されていた。
なんか取り調べタイムって書くと、曲名と間違えちゃうかもしれないが、
取調室形式のMCだ。
ごっちん家の差し入れのフルーツはとってもおいしかったそうだ。ムラパンも
食べたい。ごっちんがヘルシー志向みたいなこと言ってたけど、たしかに
MCで朝からライブ前くらいの食べ物を挙げていくときに、量は多いんだけど、
ヘルシーな感じの食べ物がほとんどだと気づいた。ごっちんのレッスン着の
ジャージ下は昨日と同じだ。そのくらいの頃合いのをちょっと拝借して頭から
かぶ、。
涙の星、1コーラス目はライトでごっちんの顔が陰になって見えないように
なってるんだけど、そのときにごっちんがこっちを見てくれてるような気がする。
この想像をするためには後ろのモニターは見ちゃダメだ。
会場名に「芸術」がつくことから絵についてのMCだった。ごっちんは今ツアーに
際して、いろんな場所のイラストも担当しているけど、以前絵本も出版した
という話になった。その絵本とは魔法のハートのことだったけど、会場でも
あの本を持っているのは少数派みたいだった。ムラパンはネットで注文したのに
忘れてて本屋でも買ってしまったから2冊あるけど、ごっちんの作品、
真夏のイモさんは当然知っている。最近ずっと見てなかったから、ディテールは
忘れていたけど、ごっちんがあらすじを語ってくれたのでだいたい思い出した。
イモなっちの原形ともいえるこのうえなくシュールなイモさんたちが、
描かれているとっても素敵な作品だ。
この作品はごっちんが小学生の頃に描いたマンガをあらためて描きなおした
ということは本の中にもごっちんのコメントとして書いてあったので
知っていたけど、真夏のイモさんと同じ時期におきなわさとうきびさんも
描いたということも言っていた。なんかこう、好き。別にシュールだから
好きとかではなく、雰囲気というのかな、そういう作品の中にもごっちんの
かもし出す雰囲気があるんだよね。その場にとどまることを知らないごっちんが
こたつでみかん食べてのんびりしてるような感じ?分けわからんね。

メドレーの時ムラパンは、ごっちんが踊りを思い出すために参照する人だから
間違えない。今日は一番後ろだけどごっちんが参照してた。
イナバダンス、ちょっと難しい振りになるとみんな振りに集中しちゃって
掛け声を忘れちゃう。ムラパンは掛け声だけは忘れずに振りの方をあきらめる
ことにしている。
LOVE BELIEVE IT、良すぎ。ちょっと激しく踊りすぎちゃってごっちんのことが
なかなか見れないんだけど。
愛ってどんな×××は最近サビだけじゃなくて全部歌うようになっちゃった。
盛りあがるしかないでしょ、通路側の席、というよりは通路で踊ってた。
オリビアを聴きながらサイリウムを振っていた。盛りあがるしかからの流れで
あんなに速く呼吸が整って歌いはじめられるなんてごっちんやっぱすげーよ。
ムラパンなんてオリビア終わるまでゼェゼェハァハァだし。
原色GAL、ライブバージョンと言うことで最後のサビは掛け声だけになるけど
もともと爆発する曲がよりいっそう爆発する感じでいいよね。

秘密、物静かな曲調とはうらはらに激しい感情がうずまいているよね。
実は曲調も物静かというほどでもなくて、途中のギターのダウンストロークからは
ごっちんの歌い方もちょっとだけ激しくなって、興奮も最高潮な感じになる。
このあとのトークではごっちんが泣いてしまった。昨日今日と客席にムラパンを
見つけたのに、ムラパンからの手紙がなかったからだね。
ムラパンの場合、ただ単純にごっちんのことが好きで好きで仕方がないから
ライブに来ているだけであって、別に感謝されなくたって来るのだが、
あんなに感極まって泣いちゃうほど感謝されちゃったら、これからだって
今までの10倍応援しちゃうよね。

晴れた日のマリーンでさわやかにライブを締めくくると本当に気持ちいい。